サザエを食うなら、徳島の南がいい。
夏の日差しが照りつける頃、入江に浮かんだ筏の店に行く。
目の前の海に沈めた活サザエがメニューだ。
潮水を吸っているから出汁なんかいらない。
醤油を軽く注いで、壺焼きだ。
磯の香りと独特の味わいに、手が止まらない。
たった一つのサザエを、チマチマ食うのとはわけが違う
海風に吹かれながら、思うさまサザエを食う快楽だ。
Uploaded on January 3, 2008
by unite
オチも無ければ役にも立たぬ、「えっ、それだけなの?」と拍子抜けする話を書き連ねるブログです。四十代以上、酸いも甘いも判り始めた人たちへ、大人の憩いとなれば幸いです。
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