自分を見詰める孤独な男に、女は邪魔だ。
世間話や身の上話も要らない。
バーテンは黙ってグラスを磨き、スローなピアノが流れる
そんなカウンターで、焼けるような酒を、黙って口に放り込む。
目配りの効いたバーテンは、グラスを指さすだけで同じものを注いでくれる。
また、黙って放り込む。
そうやって、ハードボイルドな夜は更けるのだ。
Uploaded on August 8, 2008
by yuko_ppp2501
オチも無ければ役にも立たぬ、「えっ、それだけなの?」と拍子抜けする話を書き連ねるブログです。四十代以上、酸いも甘いも判り始めた人たちへ、大人の憩いとなれば幸いです。
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