2010年2月15日月曜日

中華屋



町の中華屋は、フライパンを振る音だ。

野菜やご飯を炒める音とリズムで、主人の腕が判る。

ちょっと時分刻を外して、野菜炒めとラーメンを頼む。

フライパンを振る心地よい音を聞きながら、ビールでもやって待つ。

飾りっ気は無いが、出来立ての湯気と野菜の甘い香りが期待を裏切らない。

後は、汗なんかかきながら腹に詰め込む。

胃が膨らむ快感、至福の時。

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