by isado
美味い焼き芋を食うなら、鳴門金時がいい。
そいつを焚き火の中に放り込んで、ぼんやり眺める。
枯れ葉が燃えて火が揺らめくさまは、見ていて飽きない。
思い出したように芋を転がすと、また火の表情が変わる。
芋の甘い匂いで我に返るまで、そんな無為な時間を過ごすのもいい。
頃合になれば、ホクホクのヤツを二つに割って齧り付く。
内からも外からも暖まる、そんな冬の愉しみだ。
オチも無ければ役にも立たぬ、「えっ、それだけなの?」と拍子抜けする話を書き連ねるブログです。四十代以上、酸いも甘いも判り始めた人たちへ、大人の憩いとなれば幸いです。
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